Androidバージョンの短い歴史:Cupcakeから現在まで
最初のAndroid端末から現在の番号式バージョンまで。デザートの名前、アプリにとって重要だった節目、そして今もバージョン番号が大切な理由を分かりやすく紹介します。
今日見かけるほとんどのAndroid端末は、2008年に1台の端末から始まったのと同じシステムのバージョンで動いています。その間にAndroidは、見た目、アプリのルール、そしてバージョンの呼び方までも変えてきました。この短い歴史では、広く知られた事実だけに基づいて主な段階をたどり、お使いの端末のバージョン番号が実際に何を意味するのかが分かるようにします。
Androidの出発点
Androidは、Android Inc.という小さな会社として始まり、2005年にGoogleに買収されました。最初の商用Android端末であるHTC Dream(一部の市場ではT-Mobile G1として販売)は、最初の公開バージョンであるAndroid 1.0とともに2008年に登場しました。タッチスクリーンとスライド式キーボード、独自のアプリストアを備え、多くのメーカーが使える共通のシステムという型を作りました。
この型の重要な点は、Androidの中核部分がAndroid Open Source Projectとして、オープンソースで公開されていることです。メーカーはその土台を取り入れ、独自のデザインや追加機能を加えて出荷します。そのため、メーカーによってメニューの見た目が異なり、アップデートが届く速さも違います。
デザートの名前
長年にわたり、主要なバージョンにはデザートの名前が付けられ、名前はアルファベット順に並んでいました。
- Cupcake、Donut、Eclair、Froyo、Gingerbreadは、Androidがニッチなシステムから主流のシステムへ成長した初期の時代にあたります。
- Honeycombはタブレット向けに作られたバージョンでした。
- Ice Cream Sandwichは、スマートフォンとタブレットを1つのデザインにまとめました。
- その後にJelly Bean、KitKat、Lollipopが続きました。KitKatはメモリの少ない端末でもうまく動くことを目指し、LollipopはMaterial Designの外観を導入しました。
- さらにMarshmallow、Nougat、Oreo、Pieが続きました。
2019年、Googleはデザートの名前を公式には使わなくなり、Android 10から番号だけで呼ぶようになりました。新しいバージョンは、そのまま番号を数え続けています。
アプリの動き方を変えた節目
アプリの利用者にとって、特に重要だったバージョンがいくつかあります。
- Marshmallowは、実行時の権限確認を導入しました。インストール時に長い一覧を承認する代わりに、アプリが必要としたその時にカメラや位置情報などへのアクセスを尋ねられ、後から許可を変えることもできます。
- Oreoは通知チャンネルを追加しました。アプリの通知をすべてオフにしなくても、特定の種類だけを静かにできます。
- Pieはジェスチャー操作を選択肢として導入し、Android 10はシステム全体のダークテーマをもたらしました。
- その後のバージョンでもプライバシー保護が強化され、アプリがバックグラウンドでできることや、ファイルへのアクセス方法が制限されました。
今もバージョン番号が大切な理由
新しいAndroidには新しいルールがあり、アプリはそれに合わせて更新されます。新しいバージョン向けに作られたアプリは、かなり古い端末にはインストールできないことがあり、古いアプリは新しい端末では動作が変わることがあります。アプリのページに対応する最低限のAndroidバージョンが書かれているのはそのためです。セキュリティ修正もアップデートで届くため、それを受け取れなくなった端末は時間とともに危険にさらされやすくなります。バージョンは、設定の「デバイス情報」(正確なメニュー名はメーカーによって異なります)で確認できます。
よくある誤解
- 番号が大きいほど自分にとって良いとは限りません。メモリの少ない端末では、古くて軽いバージョンのほうが快適に動くことがあります。
- デザートの名前は、プロジェクトが使っていた愛称です。実際のバージョン識別子は常に番号でした。
- アップデートの時期はメーカーごとに異なります。同じAndroid番号の端末でも、機能が違うことがあります。
- 新しいバージョンが出ただけで古いアプリが危険になるわけではありませんが、一度も更新されないアプリは修正が追いつかなくなることがあります。
これから
Androidの歴史は、着実な変化の歴史です。1台の端末から数十億台のデバイスへ、少数の簡単なアプリから膨大な種類のツールへと広がってきました。この歴史の大まかな流れを知っておくと、互換性に関する注意書きを読み解いたり、自分の端末に合ったアプリを選んだりしやすくなります。ほかの実用ガイドはBoldAPKのホームページでご覧いただけます。
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